北海道を車で旅する前に ― 地元民が伝えたい、夏ドライブの注意点

query_builder 2026/08/06

北海道の夏はドライブが本当に気持ちいい季節ですよね。

どこまでも続く直線道路、富良野のラベンダー、美瑛の丘、海沿いの絶景、キャンプに温泉・・・

レンタカーを借りて、地図を広げて、さあ出発 ── そのワクワク、とてもよく分かります。


ただ、北海道の道には、本州とは少し違う「クセ」があります。知らずに走ると、思わぬ場面でヒヤリ慌てることも。

今日は北海道で車を走らせる方に向けて、地元だからこそお伝えしたい注意点をまとめました。楽しい旅を、安全に締めくくるための予習だと思って読んでください。



1. 「直線が長すぎて」スピードが出る


北海道のドライブでいちばん多い落とし穴が、これです。

北海道の道は、視界が開けた長い直線が続きます。周りに建物も信号も少なく、景色の変化が乏しいため、速度の「目安」になるものがありません。

その結果、本人は普通に走っているつもりでも、いつの間にか制限速度を大きくオーバーしている ── ということが本当に起こります。

しかも道が良く空いているので、スピードが出た状態で事故を起こすと、大きな事故につながりやすい。

周りに速い車がいても、つられてついていかないこと。「気づいたら出しすぎ」を前提に、こまめにメーターを確認するくらいがちょうどいいです。

峠道など、気づいたら白バイさんが後ろや見えにくい路肩に、なんてことも多いので要注意です。



2. 動物が、本当に出る


「動物注意」の標識、北海道では飾りではありません。

キツネ、タヌキ、鹿(エゾシカ)、そして場所によってはクマまで。

特に山道や峠、林に囲まれた道では、野生動物が突然道路に飛び出してきます。夕方から夜、そして早朝は、動物の活動が活発になる時間帯なので要注意です。


もし動物が飛び出してきても、急ハンドルは絶対に避けてください。

よけようとしてハンドルを切ると、対向車との衝突や路外への転落など、動物とぶつかるよりずっと危険な事故になります。

原則は「ブレーキで減速、ハンドルはまっすぐ」。

特にエゾシカは大きく、ぶつかると車の方が大きく壊れることもあります。

ちなみにクラクション鳴らすと高確率で逃げるどころか固まって動かなくなるので注意してくださいね。

夜道で路肩に光る2つの点を見たら、それは動物の目。すぐ減速を。



3. ガソリンスタンドが、なかなか無い

これは道外の方が最も驚く北海道あるあるポイントかもしれません。

北海道は広い。都市部を離れると、「次のガソリンスタンドまで数十km」という区間がざらにあります。しかも郊外のスタンドは、夜間や日曜に閉まっていることも多いんです。

「まだ半分あるから大丈夫」と走っていたら、山の中でガス欠 ── これは笑えない事態です。

鉄則は、燃料計が半分を切ったら、見かけたスタンドで早めに給油すること。「もう少し走ってから」は禁物です。

同じ理由で、トイレやコンビニも「あるうちに寄っておく」のが北海道流です。



4. 都市間が遠い。想像の1.5倍かかると思って


地図で見ると近そうでも、北海道の移動距離は想像以上です。

都市から都市へ、2〜3時間かかることも珍しくありません。「札幌から〇〇まで、意外と遠かった」というのは、旅行者の定番の感想です。

予定を詰め込みすぎると、移動だけで一日が終わってしまいます。行程はゆとりを持って組むこと。

そして景色が単調な区間が続くと、気づかないうちに疲れがたまります。1〜2時間に一度は休憩を。北海道は「道の駅」が充実しているので、休憩とご当地グルメや観光を兼ねて立ち寄るのもおすすめです。



5. 夏でも、朝晩と山は「寒い」


「北海道の夏」と聞いて、Tシャツ短パンだけで来ると、これも失敗のもとです。

日中は暑くても、朝晩や、山・峠・高原はぐっと冷え込みます。

大雪山系や層雲峡、峠道などは、真夏でも肌寒いことがあります。ドライブで標高の高い場所へ行くなら、羽織るものを一枚、車に積んでおくと安心です。霧が出て視界が悪くなることもあるので、山道では特に慎重に。

バイカーの方も峠のトンネルは極寒なので気をつけてくださいね。



6. 慣れないレンタカーは「事前に確認」


旅先で借りるレンタカーは、普段の愛車とは勝手が違います。

ライトやワイパーの操作、給油口の開け方、そして燃料の種類(レギュラーか、軽油か)。特に給油の種類を間違える「誤給油」は、エンジンの重大な故障につながります。出発前に給油口や説明書で必ず確認しておきましょう。

カーナビの使い方も、走り出す前にセットしておくと安心です。運転しながらの操作は危険なので、目的地は停車中に入力を。



もし、旅先でトラブルが起きたら


どれだけ気をつけていても、慣れない土地でのトラブルは起こり得ます。

動物との衝突、ガス欠、タイヤのパンク、バッテリー上がり ── そんなとき、土地勘のない場所で「どこに連絡すればいいのか分からない」というのはとても心細いものです。


Drive Partnerは、北海道で車のトラブルに遭ったときの、最初の相談窓口です。

レッカーの手配から、修理工場のご紹介、その後の対応まで、状況をうかがってお手伝いします。

旅行中のレンタカーでのトラブルでも、まずはご連絡いただければ、どう動けばいいかを一緒に整理します。


北海道の夏の道は、本当に素晴らしいです。

少しの注意と備えがあれば、その素晴らしさを、最後まで安全に楽しめます。

どうか良い旅を。そして道端で光る2つの点を見つけたら、ゆっくり減速を ―― 。


※本記事は一般的な情報をまとめたものです。道路状況や気象は地域・時期により大きく異なります。運転の際は、最新の交通・気象情報を確認し、制限速度を守り、安全を最優先に行動してください。レンタカーの利用条件やロードサービスについては、契約するレンタカー会社にご確認ください。


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Drive Partner

住所:北海道札幌市中央区南十一条西20丁目3-29

電話番号:011-796-3293

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